【福井競輪】7月24日「不死鳥杯」(2020)2日目二次予選(第9レース)予想

近畿対中部の二分戦

 初日特選は、地元福井の脇本雄太選手が圧勝。

 SSレーサーとして力の違いを見せつけた一戦でした。

 2日目の今日は全レースで二次予選が開催され、このうち第8レース以降は6車立てと、さらに変則的なメンバー構成となって、勝手が違う内容となっておりますが、シード競走がない分だけ競走ポイントをいかに稼ぐかが大事であり、選手達も普段以上に緊張感がみなぎっているのではないでしょうか?今日の二次予選を経て、準決勝に進出するメンバーが決まります。いわばここが準決勝への道、優勝を目指すための分岐点となりますので、全レース注目が必要ですね。

 ここでは、2つある6車立てレースのうち、第9レースの予想を展開します。

出走メンバー紹介

 出走メンバーは、以下の6名です。

枠 番 名前

1 1 脇本 雄太(福井・SS・逃)

2 2 佐藤  亙(愛知・S2・追)

3 3 谷口 遼平(三重・S2・逃)

4 4 鷲田 佳史(福井・S1・追)

5 5 水谷 良和(愛知・S1・追)

6 6 篠塚 光一(兵庫・S2・追)

脇本 雄太

 初日特選(第9レース)では、赤板周回でバック5番手に位置するも、打鐘後に先行する野原雅也を一気に捲り切って主導権を握ると、そのまま走り切って1着入線。格の違いを見せつけた。今回は相手が先行する愛知の谷口だけであり、昨日同様捲りの脚が炸裂すれば、ここも余裕で1着をとれるはず。

佐藤  亙

 一次予選(第8レース)では、中部4番手で回るも、逃げた寺崎浩平の豪脚の前に何も抵抗できず最下位。今回は中部3番手を回るが、中部勢が脇本の強烈な捲り脚に対しどのくらい抵抗できるかがカギ。脇本の後ろが離された展開を狙って、谷口遼平(後述)の後ろでなだれ込みを狙う作戦もアリか?

谷口 遼平

 一次予選(第3レース)では、最終周回に入ったところで先手をとり、地元福井の小森貴大に迫られながら、何とか1周逃げ切った。今回は中部勢の先頭を走るため、脇本の捲りを牽制しつつ走ることから、やりにくい戦いになりそう。いかに先手を奪いつつ、脇本の脚を抑え込むかが課題。

鷲田 佳史

 一次予選(第8レース)では、自らの弟子でもあり、逃げる寺崎の後位に付け、その番手を利する形でゴール前チョン差しの1着。今年は決勝進出5回を数えており、その実力を証明できる走りが披露できたか?今回は脇本の番手に付けるため、有利な戦いが展開できそう。脇本のケタ違いの捲り脚に置いていかれないような走りが求められる。

水谷 良和

 一次予選(第5レース)では、小嶋敬二=坂上忠克の石川2車の後位で回るも、稲毛健太の捲り脚に抵抗できず4着。今回は中部3番手を固めるが、一時A級に降級するも、今月からまたS級に復帰(1班)したことから、調子は衰えていないはず。復帰後初の参戦となるだけに、ここは準決勝への道を切り拓きたい。

篠塚 光一

 一次予選(第4レース)では、同県石口慶多の後位を進むも、石口が最終周回1センター辺りで売り切れると、すかさず中部3車の後位に切り替えて、そのまま流れ込み4着を確保。今回は近畿3番手を回るが、脇本が無事に捲り切れれば、そのまま一緒になだれ込み…という形が予想される。鷲田同様脇本に離されない走りが求められる。

ラインと買い目について

 ラインとしては、以下の並びが予想されます。

1・4・6 3・2・5

 福井2車と兵庫の近畿ラインに対して、三重と愛知2車の中部ラインの二分戦。恐らく中部が先手を取り、近畿の脇本が最終周回で捲り切りを狙う構図となりそうですが、それでも脇本の機動力がメンバー中一枚も二枚も上であり、軸は不動と言えるでしょう。

 そうなると2着以下の相手探しに焦点が移りますが、脇本と同県の鷲田が番手マークを守り切れるかがカギになります。脇本と真っ向勝負ではかなわないとみた中部勢が、脇本の後位を狙うことも予想され、そうなると谷口らにも2着・3着の目がでてきます。

 したがってここは、脇本と鷲田のモロスジを軸としつつ、中部勢にも抑えを回しておく必要がありそうです。

買い目(3車単)

1→4→2,3,6

1→3→2,4,6

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