【福井競輪】7月25日「不死鳥杯」(2020)3日目準決勝(第8レース)予想

堅実な走りが目立つ寺崎選手

 引き続いて、第8レースを予想します。

 先述の通り、ここには地元福井の新進気鋭・寺崎浩平選手が出走します。

 今年に入ってA級2班→S級2班と、1か月の間に特別昇級を立て続けにやってのける器量の持ち主は、今回の地元記念でも2着→2着と堅実な走りを披露しています。

 昨日に引き続き、今日も雨が予想されていてバンクの濡れ具合が気になります。足元が悪い中でのレースだけに、早めに主導権を奪って、有利なレースを展開したいところではないでしょうか。

 では出走メンバーを見つつ、予想を展開していきます。

出走メンバー紹介

 出走メンバーは、以下の7名です。

枠 番 名前

1 1 坂口 晃輔(三重・S1・追)

2 2 寺崎 浩平(福井・S2・逃)

3 3 東口 善朋(和歌山・S1・追)

4 4 渡辺 十夢(福井・S1・追)

5 5 柴崎  淳(三重・S1・両)

6 6 高久保雄介(京都・S1・逃)

7 7 松岡 健介(兵庫・S1・両)

坂口 晃輔

 二次予選(第4レース)では、逃げる川口聖二(第9レースに出走)の後位を進み、最終周回2角で川口が、捲りを打った高久保雄介(後述)の番手に上手くはまり、その流れに付いて行って3着入線。今回は同県柴崎淳(後述)と連携するが、地元福井勢を向こうに回して自力勝負に出る柴崎に、キッチリ付いて行く走りが求められる。

寺崎 浩平

 二次予選(第8レース)では、先行した大阪勢2車を、最終周回に入ったところで抑え込み、主導権を奪い取ってそのままなだれ込み2着。勝ち切れないものの強さは見せつけられた。今回は地元福井の渡辺十夢(後述)と組むが、先手争いの相手は柴崎くらいしか存在せず、地元ということもあって優位にレースを進められそう。

東口 善朋

 二次予選(第8レース)では、先述の寺崎の後位に付け、寺崎が最終周回で出切ったところを自らも一緒に出切って、最後の直線で差し切り1着。今回は近畿の3番手を進むが、レース展開によっては見切って自分で動くことも想定されるだけに、要注意選手としてマークしておきたい。

渡辺 十夢

 二次予選(第6レース)では、最終周回ホーム前でカマした野原雅也の番手に付け、野原同様に抜け切ってそのまま1周走り切り、最後の直線でチョン差しの1着。野原の逃げをフルに活用した。今回は同じ福井の寺崎を番手マーク。寺崎が一気に走り切れば、昨日同様番手マークの恩恵を大いに活用できそうだ。

柴崎  淳

 二次予選(第2レース)では、最終ホーム前で一気にカマし、他を寄せ付けないスピードで一気に1周走り切っての1着。調子が悪いとの本人談も、不安を解消した走りになった。今回は同県の坂口を引き連れ、自力勝負で寺崎に挑む構図。寺崎の動きを牽制しつつ、早めに動いて主導権を奪えれば勝機が見えてくる。

高久保雄介

 二次予選(第4レース)では、最終周回バックで主導権を奪って、そのまま半周走り切って1着。今回は近畿3車の先頭を走るが、後ろに2車いるだけに、寺崎と柴崎の競り合いを見ながら、どう動くかが思案のしどころか。

松岡 健介

 二次予選(第3レース)では、赤板周回で先手をとった藤井昭吾の後ろに付け、最終周回で近畿4番手にいた谷口友真に競られるものの、これを跳ねのけ1着。地力の強さを見せつけた。今回は近畿の2番手を追走するが、寺崎と柴崎の主導権争いを尻目に、展開次第では自分で動くことも想定される。同様の手を使いそうな東口とともに、要注意選手としてマークしたい。

ラインと買い目について

 ラインとしては、以下の並びが予想されます。

  6・7・3 5・1 2・4

 寺崎と柴崎の主導権争い次第で、どんな展開も想定できるレースとなりそうですが、ここは地元福井の寺崎を優位と見て中心視しました。地の利を活かして早めに先頭に立ち、持ち前のスピードをフル回転させて一気に押し切りそうです。

 相手は同県の渡辺ですが、仮に柴崎が先手を奪えたときのことも考えて、車券は手広く買っておいたほうが無難でしょう。

買い目(3車単)

2=1,3,4,7→1,3,4,7

5=1,3,7→1,3,7

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