【福井競輪】7月26日「不死鳥杯」(2020)最終日決勝(第9レース)予想

圧倒的な強さを見せる脇本!完全優勝なるか?

 4日間を戦った福井記念も今日が最終日。

 地元の脇本雄太選手の強さが目立った今シリーズであり、ここまですべて1着。今日の決勝に勝てば完全優勝。地元の開催だけに、その実現に向けて本人も闘志を燃やしていることでしょう。予定されていた五輪出場も、新型コロナウイルス感染症の影響で開催延期となり、そのエネルギーは今後の競輪開催に向けられるでしょうから、ますますパワフルな走りを見せてくれると期待できます。

 5回目の地元記念制覇に向けて視界良好!そんな脇本選手が中心となりそうな、決勝レースの展望をしてみます。

出走メンバー紹介

 出走メンバーは、以下の7名です。

枠 番 名前

1 1 脇本 雄太(福井・SS・逃)

2 2 高橋 和也(愛知・S1・逃)

3 3 松岡 健介(兵庫・S1・両)

4 4 東口 善朋(和歌山・S1・追)

5 5 村上 義弘(京都・S1・両)

6 6 伊原 克彦(福井・S2・両)

7 7 坂口 晃輔(三重・S1・追)

脇本 雄太

 準決勝(第9レース)では、打鐘の段階で進撃を開始し、逃げる川口聖二の抵抗をアッサリ交わして主導権を奪い、そのまま抜かせることもなくゴール。本人は踏んだ感じが重いと言うが、スピード能力が他と違い過ぎるか?今回は実績のある近畿2車が後ろに付くことから、強力な援護射撃が期待でき、完全優勝実現も見えてきたと思われる。

高橋 和也

 準決勝(第7レース)では、赤板周回1センター付近で落車の煽りを受けつつも、最終ホームで前を走る谷口遼平に合わせて発進、2センターで谷口が売り切れると直線追い込んで3着入線(その後失格があったため2着繰り上がり)。今回は中部の坂口晃輔(後述)を引き連れるが、伊原克彦(後述)の動きを見ながら自力勝負に持ち込むか。

松岡 健介

 準決勝(第8レース)では、逃げる高久保雄介の後位に付けるも、最終ホームで高久保が売り切れるやいなや、切り替えて中部勢の後位に収まり、直線で鋭く伸びて2着入線。今回は近畿勢で話し合いの結果、脇本の後位に付けることに。脇本の後位をがっちりマークし、捲りの脚に置いていかれないようにしたい。

東口 善朋

 準決勝(第8レース)では、先述の松岡の後ろを走り、松岡同様に最終周回で高久保を見切って中部勢の後ろに付け、直線伸びて3着確保。今回も松岡の後ろを走るが、競走得点を見ても松岡以上に走力があると思われ、展開次第では松岡を逆転するかも。

村上 義弘

 準決勝(第9レース)では、打鐘発進する脇本にピッタリマークし、終始もつれることなくゴールして2着を確保。実力者としての走りを披露できた。決勝は近畿勢で作戦会議をした結果、脇本ではなく伊原の後位に。脇本と別線勝負ということで難しい戦いとなるが、そこは百戦錬磨の強者。脇本の後位がもつれれば浮上の目もありそう。

伊原 克彦

 準決勝(第7レース)では、逃げる野原雅也の後位に付け、中部勢が先手を奪い返しにきたので一旦引くも、最終バックで野原が捲りを打ったのに合わせて再浮上し、2着入線(その後、野原失格で1着繰り上がり)。今回は同県脇本の後位に付けたいところを我慢し自力勝負を選択。脇本の前にどれだけ抵抗できるか注目される。

坂口 晃輔

 準決勝(第8レース)では、柴崎淳の後ろを走り、最終バックで逃げる寺崎浩平を柴崎が捕らえたところを一緒に上昇し、直線柴崎の脚が衰えたところを差して1着。今回は同じ中部の高橋と組むが、高橋が逃げる分だけ、昨日同様差し脚を持つ自身の浮上の余地が生まれるかもしれない。特に脇本の後位がもつれればチャンス大だろう。

ラインと買い目について

 ラインとしては、以下の並びが予想されます。

 1・3・4 6・5 2・7

 連日脇本は打鐘発進をしていますが、仮に脇本が打鐘発進できなくても、対抗できるだけの相手も不在であり、巻き返す脚は持っているので、軸は堅いでしょう。

 焦点はやはり2着以下。普通に考えれば番手の松岡でしょうが、その後ろを走る東口もしぶとい脚を持っており、最後の最後で松岡を逆転ということも考えられます。あとは別線をいく村上の強襲や、車列を捌いて中部の坂口が伸びてくることも想定されるので、抜け目なく買い目を抑えておきたいですね。

買い目(3車単)

1→3,4,5,7→3,4,5,7

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