【取手競輪予想】9月9日「レジェンドカップ・サンスポ賞」(2020)最終日

 向日町最終日的中報告 

第7R 7→1→6 2,450円
第9R 7→4→5 5,010円

 嬉しいことに、予想した2レースともに的中!

 配当もソコソコ付いたので、少し満足しています。

 第7Rは、逃げる稲毛健太選手(和歌山)の横から、最終周回で大石剣士選手(静岡)が捲りを打って抑え込みに入り、そのままゴールまで押し切っての1着。バックスタンド付近での双方のもがき合いは、なかなか見応えがありましたね。しかし大石選手の番手に付けながら、一旦稲毛選手が勢い有りとみて一時同選手に切り替え、状況を見て再度大石選手に切り替え直した佐藤慎太郎選手(福島)は、なかなか競輪が上手いですね。しかし直線で大石選手を差し切れなかったのは、歳のせいもありますかねぇ?

 第9Rは、主導権を奪って一気に逃げ切りを決めようとする取鳥雄吾選手(岡山)が、あまりにスピードを出したために最終周回2センター手前で売り切れた瞬間に、山田英明選手(佐賀)が内からスルスルと抜け出して1着、番手マークの近藤龍徳選手(愛知)が差し切れずに2着と、展開の忙しいレースとなりました。

 さて今回は、F1シリーズ「レジェンドカップ・サンスポ賞」開催中の取手競輪予想を展開してみます。決勝戦では、大レースの決勝では欠かすことのできなかった人が2人もメンバーに名を連ねており、F1シリーズとは思えないほどの豪華さですね。できれば現地で観戦したかったのですが…。

 ここでは第6R(S級特選)と第9R(S級決勝)を予想してみます。

第6レース S級特選

 ラインの並びは、このように予想されます。

   1 

 逃げるのは5(蕗澤)1車であり、おそらく先手は蕗澤を先頭にした北関東勢が握るでしょう。7(兵藤)と1(飯嶋)の両ベテランが後位で援護射撃してくれるのも非常に心強いものがあります。

 そうなると先行する関東ラインを巡って、残りの4車がどう動いてくるか?一番考えられるのは、蕗澤と逃げ争いをするのではなく、蕗澤の後ろに入るべく隙を狙うか、はたまた蕗澤の後位を強引に奪い取って主導権を掴みにいくかそのどちらかが考えられます。

 ここは単独先行が見込まれる蕗澤中心に考えます。今日の準決勝では先行するも、捲られて出番を失う結果になりましたが、明日はその反省点を活かした走りが期待できるだけでなく、単独で先行できることで主導権を握り、もう一方のライン(南関東)が動き出したところで対処すれば、相手の動きを封じて自分たちのペースでレースを進めることができますので、有利なレース展開が期待できます。

 相手は北関東の2車ですが、万が一南関東が北関東の動きを警戒して早めに動きだしたことを考えて、そちらの車券も押さえておきたいと思います。

 ◎ 蕗澤鴻太郎

 〇 兵藤 一也

 ▲ 新田 康仁

 △ 福田 和也

 △ 飯嶋 則之

 △ 加藤 圭一

買い目

 →1

 →1

 →1

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第9レース S級決勝

 ラインの並びは、このように予想されます。

    

 地元茨城勢が3車揃い、地の利を活かしたレース展開が期待できそうですが、もう一方のラインである東北勢も、歴戦の強者である山崎芳仁を大将に戴いて積極果敢な二段駆けで挑んでくることが予想され、難しい予想になりました。

 おそらく先手はスンナリ茨城勢が取るとみました。東北勢も下手に茨城に喧嘩を仕掛けて、その後東北勢が取手でレースに臨む際に、執拗な抵抗や嫌がらせ(?)に遭うデメリットを考えたとき、正々堂々と戦いを仕掛けた方が得策でしょうし、喧嘩をして落車させ審議→失格などしてはうまくありませんからね。

 というわけで地元勢中心に考え、7(吉沢)から入ります。後ろには頼れる先輩である1(武田)が援護射撃に付くことや、能力的にも競走得点がメンバー中1位ということもあって、地元のメンツにかけてもここは負けられません。4(伊早坂)の逃げを有効に活かせると考えています。

 とはいえ伊早坂以上に経験値に優れる6(早坂)が、伊早坂のお株を奪うバックカマシを仕掛けられたら、大きくレース展開も変わりますので、一応東北ラインも押さえておくことにします。

 あとは単騎となった2(簗田)が非常にクサいですね。単騎勝負の選手というのは、切れ目となったラインの後ろを虎視眈々と狙っており、まるで「お化け」のような存在ですから、注意しておく必要があります。

 ◎ 吉沢 純平

 〇 伊早坂駿一

 ▲ 武田 豊樹

 ☆ 山崎 芳仁

 △ 佐藤 友和

 △ 簗田 一輝

買い目

 →1

 =1→

 →1

 →1

 →1

 なお車券予想の参考として、こちらで書いた「取手競輪場の特徴と傾向から予想のヒントを探る」もご一読いただければ幸いです。

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