先日の福井競輪開設記念「不死鳥杯」は、地元の脇本雄太選手の完全優勝で幕を閉じ、人気サイドでしたが当方の予想もキッチリ的中させて(1→3→4 330円)有終の美を飾ることができました。「終わりよければすべてよし」ですね。
さて明日から4日間、富山競輪開設記念「瑞峰立山賞争奪戦」が開催されます。
今回は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、出走選手は近県の選手に限定されることから、先週の福井記念に出場した選手が、早くも今週出走してくるという慌ただしい中での開催となりましたが、SSレーサー・村上博幸選手(京都)をはじめ、浅井康太選手(三重)、先週の福井記念でも奮闘した松岡健介選手(兵庫)などが揃い、来月のオールスター競輪(名古屋)を見据えた熱戦が、連日展開されそうですね。
今回は第5レース(一次予選)と、第9レース(初日特選)を予想します。
第5レース 一次予選

ラインの並びは、このように予想されます。
2・5 3・7 4・1・6
自力逃げにこだわるのは、2(小笹)、3(藤井)、4(竹澤)の3車。特に竹澤は地元ということもあって簡単には引けないでしょうし、後ろに1(上田)と6(濱口)の2人を連れていることもあって、積極的に仕掛けてくると思われます。
しかし若さに勝る藤井=椎木尾の近畿2車が力任せに捲りを打ってくると、年齢的に高めの中部ラインは不利になりますし、もう一つの近畿ライン(小笹=佐野の京都2車)は後から追いかけたところでブロックされるか、力で捻じ伏せられて終了…というシナリオも考えられます。
メンバーの競走得点と年齢を考慮した結果、藤井=椎木尾の近畿両者を中心に車券作戦を組み立てます。藤井はバックで動くことが多いため、早めに動いて競走の主導権を掴み取れれば、他ラインを抑え込んでそのままラインの2人でゴールイン、ということも考えられます。藤井は福井F1シリーズでは完全優勝、椎木尾も先日の福井記念でもしぶとい走りを披露していましたから、その余勢を駆ってもう一丁ありそうですね。
相手は中部ラインの後位を走る上田と、逃げずに差し戦法に切り替えた時の小笹の一撃を警戒しておきたいです。
◎ 椎木尾拓哉
〇 藤井 栄二
△ 上田 国広
△ 小笹 隼人
買い目
7=3→1,2
第9レース 初日特選

ラインの並びは、このように予想されます。
2・6・3 4・5 7・1
強力な先行勢が存在せず、互いに腹の探り合いをしながらの競走になりそうですが、3車で戦える中部ラインが有利と見て、その先頭を走る浅井を中心視しました。昨年から今年にかけて特別競輪制覇がなくイマイチな成績ですが、反対に静岡・高知・宇都宮各記念を優勝しており、まだ見限るには早いでしょう。誰も攻めてこなければ、浅井がそのまま主導権を握ってレースの流れをコントロールできますし、うまくいけば1本棒でゴールインということも可能です。仮に誰かが攻めてきたとしても、後位の2車がブロックしてくれると思うので、自らに有利な流れで戦えそうですね。あと4か月の間に特別競輪を1つ勝って、暮れの大一番・グランプリ競走出場につなげたいところです。
相手は浅井の後位を走る吉田の番手マークですが、先週の福井記念で決勝2着に入った松岡も調子を上げてきており、作戦次第では逆転の目があると思われます。あとは捲り戦法に出たときのために、稲垣を利する村上博も抑えておきたいですね。特に松岡と稲垣の2人が浅井の前でレースができた時などは、浅井にとって脅威になりますでしょうし、2人は浅井を牽制しつつどうやって乗るのか?注目したいと思います。
◎ 浅井 康太
〇 吉田 敏洋
△ 村上 博幸
△ 金子 貴志
△ 松岡 健介
買い目
2=6→1,3,4
2=3→1,4,6
2=4→1,3,6
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