初日特選では、大本命の浅井康太選手が7着敗退の一方で、唯一のSSレーサー・村上博幸選手は2着確保と明暗を分けました。浅井選手は、番手ではなく自力でレースを進めた分、前を行く近畿の南修二選手にブロックをかけられて売り切れてしまい、それが波乱を招いた形になりました。反対に村上選手は、前を行く稲垣裕之選手が後退するや否や自力に切り替え、直線中を割っての2着入線。41歳とは思えぬ力強い走りを披露しました。
そして初日の当方の予想も、最初に予想した第5レースを4点張りで的中!(7→3→1 550円)配当が安かったですが、幸先の良いスタートを切れました。
今日2日目の二次予選では、両選手とも1着入線を果たしましたが、両選手ともに3着以下の選手をかなり引き離し「ぶっちぎり」で勝利を飾りました。力の違いを見せつけたのと同時に、明日以降シリーズ後半戦での活躍を予告するような走りだったと思います。
明日は準決勝が3レース開催され、そこで決勝進出メンバー7人が決定します。準決勝進出メンバーを概観すると、曲者揃いで予想が難しいところですが、その分だけ波乱になればオイシイ高配当をいただけますので、がんばって狙いにいきましょう!
今回は準決勝2レース(第8レースと第9レース)を予想します。
第8レース 準決勝

ラインの並びは、このように予想されます。
145 72 63
先手を主張しそうなのは1(藤井)か7(神田龍)ですが、藤井がいつもバックから発進していることから、神田龍が赤板周回で仕掛けてくると予想され、それを受けて藤井がどんな作戦を仕掛けてくるか?また、彼らの後位を走る選手達が、前を行くウマ(逃げ選手)が売り切れた時にうまく切り替えられるのか?そこが車券を検討する上での重要なポイントになると思われます。
今回も藤井がバックで仕掛けるとみて、その藤井を活かせる4(村上)を中心視しました。藤井が主導権を握れば村上は楽な展開に持ち込めますし、出走メンバーを見る限り、村上が持つS班の脚力には誰も太刀打ちできないでしょう。
相手は当然、藤井と村上の後ろを走る5(椎木尾)の2人ですが、神田龍が売り切れた時に切り替えそうな2(吉田)と、今日の二次予選で後方からの伸びが目立った(第7レース・3着)3(神田紘輔)も抑えておきます。
◎ 村上 博幸
〇 藤井 栄二
▲ 椎木尾拓哉
△ 吉田 敏洋
△ 神田 紘輔
買い目(3車単マルチ)
4=1=2,3,5
4=5=2,3
5=2=3
第9レース 準決勝

ラインの並びは、このように予想されます。
バックで先手を取る腹積もりの6(福永)に対し、7(浅井)の前を走る1(皿屋)がホーム前で巻き返しを図って、大阪と中部で叩き合う構図とみていますが、初日特選と違って、逃げ選手の番手でレースを進められる浅井が有利とみて本命にしました。先述したように初日特選では、自分で動かなければならなかった分だけ、最後は前の選手に張られて伸びを欠いたものですし、今回は自らの前後に人がいる上に、後ろでは4(近藤)の援護射撃があるため安心して走れるでしょう。味方が多ければ多いほど戦いは有利ですし、メンバーを見ても能力・競走得点ともに抜きんでているので、順当に勝ち星を拾えそうな感じです。
ただし今年の浅井の成績は全体的にサッパリで、初日特選のように取りこぼしがないとも言えませんから、配当的妙味も考えて近藤からの車券も購入しておきます。特にクサいのが、皿屋と福永の競りを後ろで見ながらレースを進めることができる、5(元砂)と3(稲垣)の近畿2車。双方の主導権争いにケリがついたところを、後方から一気に強襲ということが想定できそうで、多少買い目は広がりますが、抜け目なく抑えておきたいですね。
◎ 浅井 康太
〇 近藤 龍徳
▲ 元砂 勇雪
△ 南 修二
△ 稲垣 裕之
△ 皿屋 豊
買い目(3車単マルチ)
7=4=1,2,3,5
7=5=1,2,3
4=5=2,3
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