【弥彦競輪】7月21日「ふるさとカップ」(2020)決勝(第9レース)予想

初日特選のメンバーが6人

 4日間にわたって行われた弥彦記念も、いよいよ最終日。

 4日間の熱戦を戦い抜いて、決勝に駒を進めた7人を見てみると、初日特選に名を連ねたメンバーのうち6人が入り、初日特選のレベルの高さを物語っていると感じました。

 おそらく決勝も、かなりハイレベルな戦いになるのではないでしょうか。

 ここではその決勝レースを予想してみたいと思います。

出走メンバー紹介

 出走メンバーは、以下の7名です。

枠 番 名前

1 1 佐藤慎太郎(福島・SS・追)

2 2 平原 康多(静岡・SS・両)

3 3 郡司 浩平(神奈川・SS・逃)

4 4 渡邉 一成(福島・S1・逃)

5 5 鈴木  裕(千葉・S1・逃)

6 6 小松崎大地(福島・S1・逃)

7 7 諸橋  愛(新潟・S1・追)

佐藤慎太郎

 準決勝(第8レース)では、最終周回で一気に主導権を取りに行った渡邉一成の後位に付け、直線では地元の鈴木庸之に突っつかれながらも最後は渡邉を差して1着。SSレーサーの貫録を見せつけた。決勝は福島が3人と数的有利もあり、前の2人が積極的に先手を取りに行けば、最後一気に追い込んで勝利の目もあるか?

平原 康多

 準決勝(第9レース)では、仕掛けるタイミングを逃し、最終周回で上昇しようとしたところを東北2車に阻まれ、直線伸びてギリギリ1着確保と苦しい展開。優勝を目指すには自力で早めに上がることが必要。今回は準決勝と違って積極果敢なレース展開が予想される。勝ってSSの威光を見せつけられるか?

郡司 浩平

 準決勝(第7レース)では、最終周回5番手も、そこからエンジンをかけて捲り切り、バックで主導権を奪い取ってそのまま押し切り1着。強烈な捲りの足を披露した。決勝は渡邉の逃げをどう抑え、平原の捲りをどう牽制するかが注目点。郡司次第でレース展開は大きく動くとみている。

渡邉 一成

 準決勝(第8レース)では、最終周回で一気に主導権を奪いに行き、後位の佐藤の援護もあって、そのまま1周押し切るような形で2着入線。決勝では後ろの2人から手厚い援護が期待できるだけに、有利な戦いが展開できそうだが、メンバーの中で豊富な機動力を有する平原の走りをどう封じるかに注目したい。

鈴木  裕

 準決勝(第7レース)では、郡司の後位に付けて、彼の強烈な捲り脚に乗っかり2着を確保。決勝も再び郡司とコンビを組む形になるが、今回も有力メンバーが揃っていることもあって、ここは1枚割り引きか。郡司次第では浮上の目があるかもしれないが…。

小松崎大地

 準決勝(第9レース)では、赤板周回で先手を取り、一旦は南関東ラインに先手を奪い返されるも、うまく南関東の後ろに付けて、逃げを活かす展開に持ち込み、直線粘りに粘って2着確保。決勝は渡邉の番手に付け、数的有利を活かせそうだが、相手も一筋縄でいかない面々ばかりで、どう対処するかが見もの。

諸橋  愛

 準決勝(第9レース)では平原の後位に付け、平原がようやく最終直線で伸びたところを一緒に上がって3着入線。決勝も再度平原に同乗。地元の利を活かして平原を援護しつつ、自らも上手く動いて、地元記念4連覇の偉業を成し遂げられるか?今日は自身の誕生日でもあり、勝って二重の喜びといきたい。

ラインと買い目

 ラインとしては、以下の並びが予想されます。

3・5 2・7 4・6・1

 福島勢が3人と数的有利に恵まれましたが、平原の自在な機動力や郡司の強烈な捲りとライバルの力が強いために、必ずしも絶対的有利とは言えません。どこでどう先手を奪いに行くか?敵の動きを見ながらの仕掛けだけに、難しい判断を迫られそうです。

 そういった点を考慮して、自在に動ける平原の機動力を利した、地元諸橋を中心視しました。準決勝こそ3着でしたが、初日・2日目とともに1着入線と、42歳とは思えぬパワフルな走りを披露。特別競輪ではあと一歩及ばないものの、有力選手とタッグを組めることや、地元の利ということを考えると、ここは非常に期待できそうです。

 当然平原との組み合わせを中心に、福島勢の粘り込みや、郡司の捲りも考慮して、車券は手広く抑えたいですね。

 買い目(3車単)

7=2→1,3,5

7=3→1,2,5

2=3→1,5,7

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